「この請求書、何の料金だろう?」——マレーシアに住み始めたばかりの頃、そう感じる方は少なくありません。公共料金の仕組みは日本と違う点がいくつかあるので、順番に見ていきましょう。

日本との違い:会社が地域や種類でバラバラ

日本 マレーシア
電気 地域ごとに1社(東京電力など) 半島マレーシアはTNB、サバ州はSESB、サラワク州はSEBと、州単位で分かれる
水道 市区町村がほぼ一括管理 州ごとに別会社(Air Selangor、SAJ、PBAなど)
下水 水道料金に含まれることが多い IWK(Indah Water Konsortium)という別会社から独立して請求される

日本の感覚だと「1つの窓口にまとめて聞けば済む」と思いがちですが、マレーシアでは電気・水道・下水がそれぞれ別会社という前提で動く必要があります。

4つの請求書、それぞれの窓口

  1. 電気(TNBなど):myTNBなどのオンラインアカウントで確認できます。コンドミニアムでは物件を通じてまとめて請求されることもあります。
  2. 水道(州ごとの会社):引っ越し先の州を管轄する会社名を確認しておきましょう。
  3. 下水(IWK):「知らない会社から請求書が届いた」と驚く方もいますが、正規の公共料金です。放置せず内容を確認しましょう。
  4. インターネット(TM/Unifi、Maxis、TIMEなど):マンションによっては特定の事業者の設備しか導入されていないこともあります。

豆知識:IWKの請求書は無視しないで

日本では下水処理費用が水道料金に含まれているため、「下水だけの請求書」という感覚があまりありません。マレーシアでIWKからの請求書を見て「詐欺では?」と心配になる方もいますが、これは正規の公共インフラ会社です。支払いを放置すると延滞金がかかることがあるため、内容が分からないときはまず問い合わせて確認しましょう。

よくある質問

Q. IWKの請求書を放置するとどうなりますか? A. 延滞金が発生することがあるとされています。「知らない会社からの請求書」に見えても正規の公共インフラ料金なので、内容が分からないときはまず問い合わせて確認しましょう。

まとめ

  • 電気・水道・下水・インターネットは、それぞれ別会社からの請求になりやすい
  • 水道会社は州によって異なるため、引っ越し先ごとに確認が必要
  • IWKからの下水請求書は正規のもの。放置しない

請求書が読めない・支払い方法が分からないとき

英語表記の請求書で、どの金額が何を指しているのか分かりにくいことがあります。内容の確認や、契約先への問い合わせをLOCAL SIDEのチームに相談することもできます。金額や制度そのもの(料金プランの詳細など)は各社の公式サイトでの確認をおすすめします。

あわせて読みたい